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ホワイトペーパー
はじめに
最近のマイクロコントローラー(MCU)、FPGA、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)を使用したデザインには、アナログ信号とデジタル信号が混在しているものが多くあります。このような組み込みデザインのミックスド信号のテストとデバッグには、従来オシロスコープとロジック・アナライザの両方が用いられてきましたが、ミックスド・シグナル・オシロスコープ(MSO)の登場により、MCU、FPGA、DSPベースのデザインをさらに効率的にデバッグできるようになりました。
本書では、ミックスド・シグナル・オシロスコープとは何か、その必要な要件、テストに活用する方法について説明します。MSOで考慮すべき重要な仕様は、チャネル数、帯域幅、サンプリングレートの3つです。一般的なMCU/FPGA/DSPベースのデザインで、さまざまなアナログ信号やデジタルI/O信号を効果的にモニターするためには、これらの要件への適合性が重要になります。さらに、組み込みデザインの効果的なテストとデバッグを行うためにMSOのミックスド信号に有効なさまざまな種類のトリガ機能についても説明します。
ミックスド・シグナル・オシロスコープ(MSO)とは?
MSOはハイブリッドテスト機器で、デジタル・ストレージ・オシロスコープ(DSO)のすべての測定機能(オートスケール、トリガ・ホールドオフ、アナログ/デジタルチャネルの無限残光表示、プローブ/チャネルのスキュー補正など)と、ロジック・アナライザの一部の測定機能を1台の機器に統合したものです。MSOを使えば、図1に示すように、各オシロスコープは複数のアナログ/デジタル波形を同じディスプレイ上に時間相関表示できます。MSOには、ロジック・アナライザの高度なデジタル測定機能や多チャネル測定機能はありませんが、従来のオシロスコープやロジック・アナライザにない独自の機能があり、今日の組み込みデザインのデバッグアプリケーションに対応できます。
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